もうずいぶん前からランニングをしていますが、今日ひとつ気づいた事がありました。
それは『すごくゆっくり走ると、とっても爽快！』という事です。

もともと早く走る事はできないのですが、ここ数年はゆっくり度に磨きがかかっていました。
２年半前に二度目の癌で８ヶ月に渡り抗癌剤治療をしたのが原因かも…と思っています。
あの時はほとんど外出することもなく、ベッドで過ごす時間が多かったので、当然筋肉量が少なくなっていたと思われますし、新しく出来る細胞をたたき壊すような『毒』を身体に入れていたのですから、今にして思えば身体レベルが想像以上に低下していたのではないかと思います。

以前はちょっと練習すれば、キロ６分くらいで走れたのに、あの治療の後は全然そのペースになりません。
それでもレースに出るからには制限時間内で走らなくてはと思い練習していました。

先日ある所で「スロージョグのすすめ」という記事を読みました。
歩くのと同じ時速４キロくらいでジョギングしてみましょう、というような記事でした。
今日、そのくらいのペースでいいや、と思いちょび練に出ました。
そしたらね、、、すごく気分良かったのです。
午後、すごく風が強かったのですが、気持ちよく走れました。
４５分かけて６キロです。
歩くよりはちょっと早めですが、いつもの練習よりはゆっくりです。
あぁ、これで良いんだな～、と思いました。

ランニング、、、奥が深いです。