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2009 10,13 11:17 |
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11日の日曜日、2回目の御成街道の旅に行ってきました。 岩槻から川口まで約24㎞の道のりです。 今回の道程は歩道も路肩もないのに、けっこう車の交通量が多い箇所が多く、かなり神経を使いました。毎度のことですが「道路行政はなってないね!」という会話もしつつ、おしゃべり三昧。 途中、浦和のはずれにあるシラサギ公園のあたりでは、御成街道とほぼ平行して通船堀の東縁という川があり、その川沿いの道が遊歩道のようになっていてとても歩きやすいのでそちらを歩いたりしました。 そこから見える景色は田んぼや畑にシラサギが飛んでいるという、まことにのどかなもの。 とても浦和に居るとは思えません。 数年前に出来たという親水公園はきれいに整備され、石のレリーフが面白く配置されていたり、、、「こんな良い所があるんだ…」と同じ市内のことなのに全く知らなかったので驚きでした。 東北自動車道のほど近くでお蕎麦屋さんを見つけ美味しい五目ラーメンをいただき、大門北で東北道を渡るといよいよ大門の脇本陣跡と本陣跡を見学することができます。 車では何度も通ったことがあるのですが、こんなにちゃんと見たことがなかったので、その立派さにまたまたびっくり! ここから東川口駅方面への道をたどり、更に鳩ヶ谷宿へ。 鳩ヶ谷は小さな町ですが、見るからに古い町屋造りの家が何件も残っていたり、昭和初期に建てられたと思われる洋風建築が残っていたり、そして何と言っても、昔ながらの商店街が今でも元気に機能している様子。これまた驚きです。 鳩ヶ谷から川口の駅前まではちゃんと歩道のある大通りです。 途中122号と合流し、交通量はますます多くなり、歩き旅としてはまったくつまらない道になってしまいます。 そんな時、道のかたわらに「ラドン温泉」の看板を発見。 川口駅まではあと3㎞くらいの所です。 時間は午後4時半。 入口の所でよく見ると、駅までの送迎バスがあるとわかり、入浴することに、、、 本来なら1,050円の入浴料がキャンペーン期間なのでなんと500円!しかもタオルと館内着もついてこのお値段。お得です! ここでも前回同様、炭酸泉というのがあり疲労回復に良い感じ。 入浴後はバスで川口駅まで送ってもらい、3㎞ほどズルをしてしまいました。ま、122の道だからイイよね、ということになっております。 それでもこの日の歩行距離は21㎞くらいありました。 ふ~、よく歩きました。 PR |
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2009 03,16 18:07 |
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小山から次の新田宿までは5キロ。
その先の小金井宿までは3キロと短い。 時刻は午後1時半をまわっているので、さくさくと歩いて行かなくては・・・ 「明治天皇行在所跡」の石碑の奥には脇本陣。 国道4号の歩道をひたすら歩いていると「小平産業」の看板。 昔は「小山遊園地」の看板があったと思われる上に「思川温泉」と修正されている。 せっせと歩きやがて喜沢交差点に出る。 ここは喜沢の追分と言われ、石碑などがある。 そして国道4号と別れ、昔をしのばせる細い道へと入っていく。 左に国道4号、右にJRの線路にはさまれて、昔の日光街道はしばらく続く。歩きやすくて良いね~。 左手に林があり、その中に「喜沢一里塚」と思われる所があったのだけれど、案内板はなかったので、真偽のほどは定かではない。 やがて二又道に出るので左へ進むとまた国道4号と合流し新田宿へ。 本陣跡の門を確認し少し行くと右手に橿原神社。 一本だけ桜の花が咲いていた。 左手に大きな工場があり、その角を曲がるとどうやら旧街道らしい。 きちんと屋根付きのきれいなお家に石仏や石碑が保存されている。 旧道を見つけることができずに、またまた国道に出て小金井を目指す。 が、残り1キロを切った辺りでまたしても旧道があるとわかり、わざわざ一本裏手の道に入って駅を目指す。 午後3時半、無事に小金井駅に到着! 駅の隣にあった観光案内所で温泉か銭湯の所在をたずね、ゆうゆう館というのを教えていただく。 歩くと20分くらいかかるという説明なので贅沢にもタクシーで行く。 でも入浴料が300円なので、よしでしょう(^^ゞ 汗と花粉を流しさっぱりして、元気に帰路につく。 午後7時帰宅。 だんだん帰る時間が遅くなるな~ |
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2009 03,16 13:03 |
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次は古墳があるということでそれを楽しみに歩を進める。
千駄塚古墳。みごとにこんもりとした円墳。そして浅間神社でもある。 祭礼と書かれた看板が出ていて、氏子の皆様が集まって何やらおごそかな雰囲気が漂っていたので、お邪魔しては申し訳ないと思い早々に街道へ戻る。 ほどなく「若盛」の大きな看板と、なんとなく華やいだ賑わいを見せる大きな建物に出くわす。 西堀酒造の蔵公開イベントに遭遇したらしい。 面白そうなのでするすると吸い込まれ、クイズだの試飲だのして楽しく時を過ごしてしまった。 まだたいして歩いていないのに時間ばかりが過ぎていく。 でもちゃんと理性が働いて、試飲は控え目にしておきました。 3種類のお酒を勝手に飲めるようになっていたので、もしお酒好きで強い人だったらいくらでも飲めちゃうんだろうな・・・などと思いながら、私は小さなコップに5ミリくらいずつ味見。 どれもおいしゅうございました。 西堀酒造を後にして「ここからはさくさく歩かねば!」と友人と意見が一致し一路小山宿へ。 小山駅入口の交差点に「町の駅」を発見し入ってみる。 市内の観光マップをもらい、オススメの飲食店を教えてもらう。 すぐ近くのお蕎麦屋さんでお昼をいただくことに決定。 昼食後、常光寺へ。 ここには戊辰戦争の時の弾痕跡がのこる阿弥陀様がいらっしゃるということで、興味津々。 なるほど台座にそれらしい凹みが・・・ さて、たっぷり休憩したしお腹も満たされたので、ここからは小金井目指してどんどん歩くぞーー! |
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2009 03,16 11:34 |
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少し春めいてきたので歩き旅の再開です。
今回は間々田~小金井まで、14キロ。 まずは間々田駅からすぐの泉龍寺(乙女不動尊)へ寄り道。このお寺の前には大きな公園があり、奈良時代に瓦を焼いていたという窯跡がある。 連れの友人は陶芸の先生なので「登り窯かと思ったら違うな~」などとぶつぶつ・・・ 街道に戻り少し行くと「逢の榎」の石碑。 ここが江戸と日光の中間点とのこと。「やっと半分」という思いと「もう半分」という思いが交錯する。 間々田本陣跡を確認し、少し行くと八幡宮の鳥居。 鳥居をくぐって左折すると長い参道で、300mほど進むとようやく神社の鬱蒼とした森が見えてくる。 入口の脇に源頼朝お手植えの松という説明板が立っていたのだけれど、どれがその松だかわからぬまま進む。 境内の池のほとりで体操する人に挨拶をしながら社殿にむかい今日の無事をお願いする。 拝観記帳のノートが置いてあったので名前を書いてきた。 あと俳句を記入するノートも置かれていて、前の月の秀作を短冊にして飾ってあったりして、それは芭蕉が間々田に宿泊しているからそれにちなんでの事なのね、と一人納得する。 ちなみに芭蕉は江戸を出立してからなんと2日で間々田まで来ている。 私達ったら4日もかかっているのに・・・!! |
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2008 12,03 11:37 |
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古河市に入るとすぐに木でできた小さなポストのようなものを発見。
よく見ると、扉に「日光街道②」と書いてありその扉が開くようになっています。 興味津々で開けてみるとそこには記念スタンプとスタンプ台が入っていました。 早速持参した地図にスタンプを押して「①はどこにあるんだろうね?」 と言いながら歩きました。 その後何回かこのスタンプポストに出合ったのですが、①から順番通りではなかったように思います。あと見落としちゃったりとか… 古河市の街道沿いに建つ家はどのお宅も広くて立派な造りです。 「日本三大長谷寺」という看板が目に付き、街道からはちょっと外れるのですが、行ってみました。 十一面観音を拝めると書いてあります。 お賽銭をあげて手を合わせ、観音様を拝もうとしたのですが、手前にガラス戸があり反射してよく見えません。 ガラスに顔をくっつけて見ていたら、反対側の戸がガラガラと開き「こちらからご覧下さい」と中から声をかけて下さいました。 感謝です! ふっくらしたお顔の可愛らしい雰囲気の観音様でした。 街道に戻り古河駅入口辺りのメインストリートを抜けて行くときれいに整備されたよこまち柳通りにでます。 と、すぐのところにいかにも古くて歴史を感じさせる建物が・・・ 立ち止まってよく見ると「ミニうな重1,000円」と書いてあります。 そう、うなぎ屋さんだったのです。 時は11時。お昼にはちょっと早いけどミニうな重ならちょうど良いのでは、ということで即決入店。 お茶を運んでくれたおばさんに日光街道を歩いている話しをちょこっとしたら、すぐにその店のご主人が現れ「古河の観光や歴史にはちょっと詳しいからなんでもお答えしますよ」とおっしゃいます。 勉強不足のためたいした質問もできずにいたのですが、ご主人といろいろおしゃべりし、古河はただの宿場町ではなく城下町だったので、何やら品格があるのだなぁぁ、と思ったのでした。 さて、この店にはいたるところに「鮒の甘露煮」と書いてあります。 友人はこれが大好物なのだけれど、なかなか普通にスーパーなどで売っているものではないのでここで是非買って行きたいということで、ご主人にお願いしました。 すると「今できている分はちょっと失敗作だから売れない」との返事。 残念がっているとここで食べるだけならとお皿に二匹のせてサービスしてくれました。 私はそういうものが苦手なので、お箸の先にちょっとだけ味見。 友人は美味しい美味しいとぱくぱく食べて、これのどこが失敗作なのかわからないと言い、これを是非譲って下さいと頼んだのですが、プロのプライドが許さないらしく、これをお土産用に販売することは出来ないと言われ泣く泣く引き下がってきました。 このお店では熱々に煎ったギンナンもサービスしてもらいました。 うな重はもちろん最上級に美味でした。 美味しくて居心地が良くて、すっかり長居してしまったうなぎ屋さんを後に元気に歩きを再開です。 どこに県境があったのかわかりませんでしたが、間もなく野木宿に入りました。野木は栃木県です。 あとは今日の終点、間々田駅を目指して歩くのみ。 道はいつの間にか国道4号線と合流してしまい、その歩道をたんたんと歩きます。 午後1時半、間々田駅に到着。 JR宇都宮線で帰宅しました。 だんだん電車に乗っている時間が長くなり、遠くまで来た事を実感するのでした。 |
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